第1章

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お姉ちゃんがんばる③ 「「みっちゃん、こんにちはー!」」 「はい、いらっしゃい。どうしたの?」  みっちゃんは畑で草抜き中でした。相変わらずの美人さんです。密かにお嫁さんになりたいなぁと思ってるけど、琥珀ちゃんがお嫁さんだと知ってるので諦めてます。 「お父さんとお母さんが山に出掛けてるの。私たちが寝た頃に帰ってくるんだけど、それからご飯作って食べるんだって言ってたから、作ってあげたいの」 「山に?採掘かな。二人のご飯は?」 「お母さんが作ってくれてる。サンドイッチもあるからお昼ご飯もあるの」  疲れて帰ってくる両親にご飯を用意してあげたいと思ったのです。でも一人で作ったことはなく、ソアラちゃんは火の魔法が苦手。練習中なんです。
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