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パイを夢見て③
そこでリーディちゃんはお母さんにパイをおねだりしました。パイはミズキが伝えたお菓子。甘い果物とバターたっぷりのパイは、皆に衝撃と幸せを運んだお菓子です。
でもバターをたっぷり使うので、ここぞ!っていうときのとっておきお菓子にもなりました。
バターは大量に作らないからです。
ヤクルの乳はその日に飲む分だけを搾ります。チーズを作るときは別。
ヤクルの子供が飲むのが先。そして余るだろう量を搾ります。
そして鍋で加熱して殺菌。各家庭に分けられます。家では容器に入れてシェイクシェイクシェイク!しばらくふりふりすると乳とバターが分離され、乳は飲んだり料理に使います。
バターはパンに塗ったり料理に使います。
その日の内に消費する乳から出来るバターは、食べる分よりちょっと余るくらい。なのでバターを使うお菓子はご馳走なんです。
クッキーもちょっと固めです。
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