第1章

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あたちというものがありながら!!②  日課の散歩に付き合ってたらいきなり「いっっっ!!」と崩れ落ちたミレイ君でした。  俺の時も痛かった。ミレイ君はさらに痛いんだろなぁ。こっちサイズに伸びるんだから。  酷いと関節が炎症になるので休憩することにしました。  庭にある東屋でティータイムです。 「ミズキさんはここは初めてですね」 「そうだね。この庭はこんなに広かったんだね」 「その奥に行くと花園がありますよ。姉様お気に入りです」 「でもこんなに広いと警備も大変だね」 「昼間は騎士達が巡回してますし、夜間は要所に騎士が詰めますし、庭には訓練された猟犬が放たれます。  異変があれば鳴いて報せるんですよ」
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