第1章

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あたちというものがありながら!⑤ 『知らない匂いがする!これなに!  って怒ってるぞー』黒 『ミズキ、私達が昼寝してる間に何と会ってきたんだい?』赤 「ここの猟犬の子供だよ。まだ赤ちゃんで可愛かった」  通訳されたらしく尻尾攻撃に威力が増した。あんま痛くないけど。 「真珠ー。一番可愛いのは真珠だからね、ヤクルの子供と遊ぶのと同じことだよ。だから安心してご機嫌直してー」  耳周りから首を伝って背中とお腹をわしゃわしゃマッサージ。ひっくり返してお腹と顎の下をこれでもかってくらいマッサージ。  ウーウー唸っていたのが段々グルグルゴロゴロ~と 喉鳴りに変わる。  可愛いのう、そしてちとお手軽でないかい?可愛いから問題ないけど!
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