第1章

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あたちというものがありながら!⑦ 『んー、まだまだチビッ子は真珠の宥め方がわかってないな』赤 『まあミズキに誤魔化された分あいつにで発散してるんだろ』黒 「やだなぁ、誤魔化したなんて。真珠の誤解を解いただけだよー」 『ミズキのナデナデには真珠も敵わんからなぁ』黒 『不満のあるメスの機嫌をあの手この手で宥めて、無かったことにするのは女たらしのすることだって言ってたよ。  ミズキは女たらしなのかい?』赤 「はあ?!女たらし!どこでそんな言葉覚えてきたの!ってか違うから!」  ほら!護衛の騎士さんもメイドさん達もブボゥって吹いてるから! 『『集落のメス達』』 「あぁ、例の女子会……」  必死の謝りによりご機嫌の直った真珠とイチャイチャしてるミレイ君そっちのけで、女たらしとはなんぞやという緊急講義開催。  なんでこうなった。  まあある意味ミズキは人たらしだと思います。
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