プロローグ

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「あの…えっと…」 1人の少年が言葉に詰まっていた。 この桜咲き誇る公園で少年と少女が向き合って立っていた。 少女の方は?を赤らめ少しもじもじしていた。 少年は緊張した面持ちで自分の想いを伝えようとしていた。 しかし、うまく言葉がまとまらずもたついていた。 そして一瞬の静寂が訪れた後、少年は一言だけ言葉を発した。 すると、少女は軽くうなづいて「はい」と一言だけ答えた。 少年はとても笑顔になって、少女の手を取った。 少女は驚いた顔をしたけど、少年につられて笑顔になった。
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