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「僕も、好きだよ」
まさかこういう返事が返ってくるとは思わなかった。その後の言葉も信じられないが。
「まさか、リアルでBLが出来るとは思わなかったよ。で、直哉は受けか攻めかどっちなのかな?
…あ、そういえば僕話してなかったね。僕は腐男子なんだ♪」
一体コイツは何語を話しているんだ?
一瞬自分の耳を疑った。
「あれ?なおやー?大丈夫?」
えっと、これって告白を受け入れられたんだよな?
「もしもしー?生きてるー?つねっちゃうぞー?」
これは夢なのか?でも、痛みは感じるし…
「キスしちゃうぞー?」
ああああ悩めば悩むほど混乱するっ!誰かどうにかしてく―――
いきなり唇を塞がれた。
俺の頭は真っ白になった。
俺の目の前は真っ暗になった。
こんなことで気絶するとは夢にも思わなかった。
昴の唇は柔らかかったような気がする。
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