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母が亡くなってからずっと、夢でもいいから会いたいと思っていました。
9月23日からまた、滋賀に帰ってきていますが、祭壇がなくなり、ロウソクがなくなったせいか、
お仏壇にいるであろう、母に語りかけても、なんだか遠くにいるように感じて、
お菓子とかコーヒー、約束してたケーキなんかをお供えしても、ゆっくり話はしてなくて…。
むしろ、母が亡くなったという事実から、目を背けようとさえしていました。
昨日、ようやく休館してた地元の図書館が開いてる日だったので、本を借りてきたんです。
その中の一冊が、過去にスピリチュアルで大ブレイクした、江原啓之さんの「あの世の話」という本でした。
私は霊感が全くないから、俗に言う心霊現象なるものを体験したことがないんです。怖がりやからちょうどいいんですけどね(笑)
だから、死後の世界は信じたいけど、死んでみないと実際あるのかどうかなんてわからないじゃないか、というのが本心なんですよね。
臨死体験とかも、興味はあるけど自らが進んで知りたいとは思わなかった。
でも母が亡くなって、死後の世界をなんとかして教えてくれるかと思いきや、全く教えてくれないんですよね。
それにそもそも、霊感が全くないから気づきもしない(笑)そら、母ちゃんも教えるの諦めるわ(笑)
亡くなってしばらくは、大切な人の死をどうやって乗り越えていけばいいのか、
大切な人を亡くした人を癒してくれそうな本を探しまくった。インターネットも検索した。
でも、なかなか見つからないんですよね。
スピリチュアルとか、死後の世界とかはそれとなく置いてある。
でもその時は、あるかどうかもわからない、死後の話、あの世の話なんてどうでもよかった。
でも、最近は少しずつ気持ちも落ち着いてきて、滋賀の家に母ちゃんがいないのが普通になりつつあって、
でも死んだなんて認めたくないから、そのことをなるべく考えないようにしてて…。
先々週、仙台に帰るときに、一時間くらい京都駅で時間があったから、また癒しの本を探してたんです。
その時、ふと目に止まった本が、三途の川とか、閻魔大王のことが書かれた本だったんです。
その時は、所詮、作者の考え方と思い買わなかったんです。
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