百箇日

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それに、母の姉である伯母は、母が子どもができにくい身体のため、子どもを抱くことができないだろうと諦めかけていたそうですが、 腰のヘルニアの手術をして、私を抱くことができました。 だから伯母は、私が生まれてきたことが親孝行やとも言ってくれました。 そんな伯母や主人から見ると、私の精神年齢はまだまだ中学生並みだそうですが、 私もいつか母親になったときは、伯母が自分のことは後回しにしてでも子どもたちを守ってきたように、 自分なりに精一杯、子どもを守れるような強い母親になりたいと思います。 中学生レベルの私が、伯母のようにはなれないとしても、少しでも近づけるように…。 伯母や主人が言うには、私には自分で考えて行動する力が足りないそうです。 他にも根本的に常識的なレベルが低いのだとか…。 自分なりに考えて行動してるつもりなんですがね…。 少しずつ、大人のレベルに近づけるよう、子どもが将来、私みたいに世間知らずで困らぬよう、成長していけたらと思います。 大人になるって、簡単なようで簡単じゃないんですね。 人と話すと、いろんな気づきがあります。 考え方が変わると、気持ちも変わるものですね。 今回の百箇日は、いろいろと考えるいい機会になりました。
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