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その後。サネルが食器を片付け、二人分の紅茶を煎れて戻り。
泉子「……でもさ、今の時期って私たちも『テスト勉強めんどくさいー』ってなってたよねぇ…」
サネル「うんうん。……まさか教師になってまでテストに苦しめられるなんて…」
泉子「生徒目線だと『勉強も解くのも!』だけどさ、」
サネル「教師目線だと『力試しになる問題を考えなきゃ!』だもん…お互い様だったんだねぇ…」
泉子「ふふっ、でもサネルちゃん楽しそうだね?」
サネル「まぁねー。教師になる!って言うのは私の目標だったし、それでの苦労は……うん。楽しいけど辛いなぁ…」
泉子「あははっ!」
サネル「あー!笑う事無いでしょー!全くもぅ…ふふっ」
それから二人の笑い声は暫く響いていたのだった。
おしまい。
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