第1章

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ピピピピピピピピ 「...んっ....んー...」 目覚まし...? 「あっ!遅刻!?」 あまりにも大きい音に飛び起きた。 入学式から遅刻なんてありえないとか思いつつ 急いで学校の準備をした。 「この制服けっこう可愛いんだよなぁ。」 なんて浮かれながら。 だって、夢の高校生活なんだから。 「あー、遅刻しちゃうよー!」 そう言いながら、ものすごい速さで家を出た。 そんな私は、笠井 亜衣。
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