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校舎につくとなにやらすごい人だかりができていた。
「なにこれー。」
「なんだよ。通れねぇじゃん。」
なにも知らないのは私たちだけだったようで...。
キャーーーーーーーー
周りで飛び交う黄色い声。
「う、うるさっ。」
私たちは耳を塞いだ。
すると、そこに見えたのは2人の男子。いや、美男子。
整った顔立ち。
それにしても、みんな興奮しすぎなんじゃないの?
翔に聞こうとしたが、やめた。
だって翔の顔が赤いから。
「し、翔ってもしかして...ホ、ホ...」
「ちょ、ちげーよ。勘違いすんなって。」
「でも顔が真っ赤だから。」
私は笑いながら言った。
「亜衣。お前ってやっぱバカ?」
はっ?なんなのよこいつ。
そんなにホモに勘違いされるのが嫌だったのかな?
よくわからず、その美男子たちを見つめた。
「やっぱ亜衣バカ?あほ?なに?わからないの?あいつらDーLightだよ。」
でぃー、らいと...?
「今人気のアイドル歌手!DーLightなの!」
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