第1章

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2083年。能力制という制度が施行されて30年。2005年統計時点から進んでいた日本の人口減少はひとまず停滞。人口は9500万人にまで減っていた。だが、世界各国2034年以降見られたように政府打倒運動が発生。結果皇帝と呼ばれる最高権力者と七王と呼ばれる第二位の権力者達が生まれた。 彼等は個人の能力で人の上下を決めることを推奨。ただし、七王に限っては一子相伝とされる秘密があるため、当主の子が着くことになっていた。 これは皇帝・七王が経営する学校青嵐高校に入学した一人の少年の話である。
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