第22試合

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第22試合

MC「実に惜しい試合でした。しかも今回は絶望を弱らせることが出来た。非常にいいですね。では次にいきましょう。第22試合ルーレットスタート」 ガラガラガラガラ ピタッ MC「希望側 殺戮マシーン ゼクシア(☆×6)」 その名が呼ばれると共に、大きな戦車のような機械が何人かに押されて出てくる ラピス「わわ、完全に機械じゃないですか」 シルフ「体長三メートル。横幅五メートル。奥行き四メートル。とても大きいですー」 ローランド「知らないのか。第一次人魔大戦の人類側の切り札である旧世代の遺物。ただ、魔物だけではなく人間をも容赦なく殺戮したため封印されたロボットだ」 ラピス「そ、そんなものがここに大丈夫なんですか」 ローランド「大丈夫とは言えないが、絶望を倒すまでは安全なんじゃないか」 ラピス「倒したあとは」 ローランド「壊れるまで破壊を止めないだろうな。なんせ旧世代の遺物だ。止め方が分からないのも無理はない」 ラピス「よくそんなものを使う気になりましたね」 ローランド「思っている以上に人類は追い詰められているということだよ」 MC「絶望側 サイコマジシャン マーク」 ユニス「ん、これもしかすると相性いいんじゃないか」 ハンナワルド「どこが」 ユニス「だって止められる心臓がないじゃん」 ハンナワルド「あっ、本当だ。これは勝てる」 MC「それでは両者準備をして所定の位置に。なおゼクシアは死亡判別の腕輪が付けられないため私の判断で3分をカウントします」 マーク「僕は運がない。他の奴等なら苦でもないはずの機械が対戦相手だなんて」 MC「バトルスタート」
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