第一章

3/10
前へ
/15ページ
次へ
10年前の夏、私は高校三年生だった。私は彼女と本当に仲が良かった。親友と言っても過言ではなかったと思う。 あんなことがあるまでは…。 ある日の朝、私は彼氏の溝口智也(ミゾグチトモヤ)と登校した。この日は、一学期の最終日だった。 智也と他愛ない話をしながら登校、これが私の日常だった。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加