第1章

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授業中、今日も真面目にノート取るふりして君と君の友達との会話に聞き耳を立てる。 っていうか、立ててしまう。 無意識に 授業なんてそっちのけで、ずっと聞いてる。 それがいけないようなことしてるんだけど…日課で、やめられない。 休憩時間も目で追っちゃうし、早く席に戻って、君を待っているような…笑 冷静になれば恥ずかしいことなんだなって思えるけど、その時はホント冷静になれない。 心臓がどくどく言ってて、この心音が君に聞こえそうで、そう思うと口から飛びでて来そうでテンパって友達との会話もろくに出来てないし、授業も頭に入んないし… ああもうなんで好きになっちゃったかなぁ なんて。 好きに理由はないし好きになったことに後悔なんてしてないんですけど。 席が隣なことも 君を好きになったことも 私の運命で、必然だったのかもね 後悔なんてしていない。 後悔なんかしたくない。
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