キスフレ2nd Vol.14

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「この際、はっきりいちゃってください。 いいですよ、 もうわかってますから 私嫌われてるって!知ってますから!」 「それは勘違いだ。 黒木とどう接していいか、まだよくわからないんだ、 お前と同じような扱いで、黒木を扱ったら、 傷つけそうだから。ついな」 ぼそぼそと恥ずかしそうに告白する。 その姿を見て、女子の勘が絶大的に発揮された。 「もしかして....紫優ちゃんのこと、好きなんですか?」 「なんでそういう発想になる? お前の頭の中は南国の花が、常に咲いてんのか?」 小声で尋ねた私に飛ぶ罵声。 私の言葉に、彼は果物ナイフ並みに視線を鋭くさせる。 「うわー。ひどいし... でもでも、 ...そういう発言は、 紫優ちゃんにはしないんですよね?」 「...そ、そうだな」 「残業もさせないですよね」 「....させる理由がないしな」 「やっぱしぃー、それって、意識しちゃってるんじゃないんですか?」
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