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そんな私をみて恥ずかしさで堪えられなくなったのか、
「起きたんだったら、飲み行くぞ」と
ぶっきらぼうに言って、駅の冷たいベンチを立ち上がった。
途端に冬の風が私の体を撫でていった。
冷たい風にさらされ、肩をさすりながら、東雲リーダーを見上げる。
「え?今からですか?」
「終電てめえのせいで逃したんだよ!
朝まで付き合えこのバカ野郎」
怒ったように乱暴な言葉を吐き捨てると、
私の返事も待たずに離れていく。
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