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静かに天守閣の最下層で美加は待った。
光秀のことを天守閣を力丸が案内しているようだった。
怒りの会談のあとなのに、小姓に天守閣を案内させるなど、信長公の考えていることがわからない。
光秀におこっているのではないのだろうか。
美加は、自分が見落としていたことに気付いたかもしれないと思った。
表面しか見ていなかった。
光秀に会って、怒った。
これは、光秀に噴気の感情を持ったのではないーー
これは、光秀がもたらしたなんらかの報告に噴気したのだったのではないか。
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