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美加は目を覚ますと、きちんと夜具に寝かされていた。
まだ、朝焼けの時間。
しかし、近くに信長公は見あたらない。
今朝も早く起きて、ひとり湯浴みをしているのだろうか。
しかし、信長公の側室である自分を信長公以外の男性がこうやって夜具にきちんと寝かしている分けはなく・・・
このようにきちんとしてくれたのは、信長公その人以外ない。
ということは、怒りが少しは沈めることができたのだろうか、と美加はほっとする。
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