ケダモノ刑事の甘い独白

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 ひねくれてて、素直じゃなくて、それでいてがむしゃらに自分の道を突き進んでいく姿に、俺は今までにないものを感じた。  おまけにベットノワールに執念を燃やしていた俺に刑事たるものを改めて教えられた。  あの時ばかりは自分が情けなくなってしまったが、大河を守るという使命が、いつに間にか自分の中で生き甲斐になっていた。
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