第1章 前奏(はじめっ!!)

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「修斗君!?」 と、千秋は、言った。 「好きだよ。全世界の女性の中で1番。大好きだよ。」 「う……ん。あ…りがとう。て言うかぁ…恥ずかしいんだけど…。」 と、千秋は、言った。 「あっ。ゴメン。」 と、修斗は、言って、離れた。 「そんなに遠くにいないでよ。近くに来てよ。」 「ずっと傍で笑ってくれるなら行く。」 「笑うから…。近くに…。来て…。」 「千秋。涙流れているよ!?」 「んえっ!?」 と、千秋は、言って、自身の瞳から流れた一滴の液体を右腕で拭った。 「千秋!?!?」 と、修斗は、言って、また千秋を抱き締めた。 「修斗君!?!?」 「壁ドンより、これの方がいいかなぁ…と。」 「修…斗……君…。私も………大……好きだよ。」 「千秋♪私達先に行くね♪」 と、千夏たちは、言って、それぞれのクラスに戻った。 「千秋。行こう。俺達も。」 と、修斗は、言って、千秋の右手を握り、自分のクラスに戻った。 -1-B教室にて- 「仲良し♪」 と、千夏は、千秋達をからかった。 「からかわないでよ。千夏。」 「そうだぜ♪千夏。」 と、修斗は、言った。 「からかってないよ。ただ、関係性を言っただけじゃん。」 「ぷいっ。」 と、千秋は、言って、そっぽを向いた。「教室壁ドンしていい?」 「急にどうしたの!?」 「大好き♪千秋♪」 「はいはい。知ってるから♪何度も同じ事言わないで♪」 と、千秋は、言った。 「冷たいなぁ…。千秋。キスしなくちゃ♪」 と、修斗は、悪巧みを考えた様な顔をしながら言った。 「何…で!?」 と、千秋は、言おうとすると、修斗と唇同士がぶつかった。 「千秋。大胆♪」 「そうじゃなくて!!!」 「結婚を前提に付き合っているからね。プフフ♪」 「修斗君!?」 「熱いキスしていい?」 「ダメ!!!!!」 「したいなぁ♪」 と、修斗は、言った。 「やだ。ダメ!!」 と、千秋は、言った。 「ホントにダメ?」 「絶対にダメ!!」 「夜な夜な考えているんだ♪千秋の事。」 「そんな人に妹は、渡さないよ!!」 と、千夏は、激怒しながら言った。 「千夏…。姉ちゃん…。」 と、千秋は、言った。 「千秋!?熱あるんじゃない!?」 「無いよ!!!」 「絶対あるって!!!」 と、千夏は、言った。 「どれどれ?」 と、修斗は、言って、自身のオデコと千秋のオデコを合わせた。 「えっ!?」 と、千秋は、頭から湯気を出しながら言った。 「やっぱり熱あんじゃん!」 と、修斗は、言った。
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