第1章 前奏(はじめっ!!)

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「智夏♪この学校って意外に広いよね♪」 「千冬♪大講堂が、2部屋あるからね」 と、智夏は、パンフレットを見ながら言った。 「千秋♪音楽室は、4部屋あるんだよ?」 「4部屋!?多いね!?千春姉ちゃん。」 「でも1部屋自由に使えてるでしょ?」 「そうだよね。」 「それより、知夏は?」 「先に教室に、行くって言ってたよ?」 と、千春は、ハムサンドを食べながら言った。 「そうなんだ。あれ?千春のハムサンド美味しそう♪」 「そう?手作りだよ?千夏の分もあるよ?昼御飯の時に食べよう?」 「うん。楽しみ♪」 「ハムサンドとハンバーグ弁当だよね?昼御飯は。」 「そうだよ。」 「千春達が、作ったもんね♪」 「私も作ったよ?」 「そうだね。千秋。」 と、千春は、言った。 「お茶飲みながら弁当食べれる♪」 「楽しみだね。千秋♪」 「うん。」 「千秋達の昼御飯は、ハムサンドと生姜焼き弁当だけど良いよね?」 「うん。私は良いけど、智夏は?」 「大丈夫だよ。」 と、智夏は、パンフレットを見ながら言った。 「千冬も大丈夫だよ。みんなのを食べれられれば良いから。」 と、千冬は、わくわくしながら言った。 「千春姉ちゃんの食べて良い?昼御飯の時。」 と、千秋は、言った。 「良いよ?」 「あっ、一人だけずるい。」 「千冬…。私は、一口だけだよ?」 「そうなの?」 「うん。」 と、千秋は、言った。 「来月にさ、ライブするんだっけ?」 「うん。そうだよ。」 「一応…新曲作ったのかな?」 「千秋が知ってるんじゃないの?」 「千夏が、作曲しないと千秋は、作詞出来ないよ?」 と、千春は、言った。 「新曲…なら後、歌詞だけだよ?」 「そうなの?タイトルって決めたの?」 「千秋が決めて良いんだよ?」 「なら決める♪」 「新曲♪新曲♪」 「千冬。乗り気だもんね。」 「うん。乗り気だよ。それより、靴…履き替えたら?」 「あっ、そうだね。あれ?もう千春姉ちゃん達、履き替えてたの!?いつの間に!?」 「ライブの話から。」 と、千春は、言って、千秋が靴を履き替えるのを待った。 「そこから!?」 「おっす。千春。」 「私…千秋。」 「ごめん。」 「おはよう♪比嘉君。」 「おっす。それで何の話してたん?」 「女子の話、聞きたいの?」 「あっ、やっぱ、良いや。幸田ちゃんの話してたから。」 「幸田先生の事を幸田ちゃんって呼んでるの?」 「あっ、うん。親戚だから。」 と、修斗は、言った。
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