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「へぇ…。あっ、そうだ。比嘉君。」
「何?千秋。」
「比嘉君ってさ、軽音楽部に所属しているんだよね?」
「そうだけど?」
「何か、バンドを組んで、楽器弾いてるの?」
「バンドは…宙夢達とmusica-ムジカ-っていうバンドを組んでやってるけど?楽器は、ガキん時からギター弾いてるけど?」
「へぇ…。そうなんだ。」
と、千秋は、言って、修斗を含んだ6人でそれぞれの教室に向かった。
「あっ、そうだ。比嘉君ってさ、曲とか作るの?」
「うん。作るよ♪千秋は?」
「私は、詞を作るよ♪」
と、千秋は、言った。
「作詞するんだぁ~♪」
「うん。それよりさ、もう活動してるの?」
「musica?」
「うん。」
「一応…だけどね♪幸喜先輩が、許可したらだけどね♪」
と、修斗は、言った。
「優しいから許可するんじゃないの?」
「あっ、おはよう♪比嘉君。」
と、千夏は、言った。
「おっす。千夏。」
「幸喜先輩が、さっき来てたよ♪」
と、千夏は、言った。
「マジな!?」
「うん。来てたよ♪比嘉君。musicaの練習して良いんだって。」
と、千夏は、言った。
「あんがとな。怒ってた?」
「怒ってなかったよ?」
「良かった…。」
「何で?何か、怒らせる事したの?」
と千夏は、言った。
「いや、違うよ?何か怒ってたのかなぁ~って思ってさ。」
「誰が怒るのかよ?第3音楽室使って良いから♪」
「では、先輩達は…。」
「俺達2年生は、明日から修学旅行だし、宮城先輩は、気ままにしか来ないから、第3音楽室は、俺が管理してたから。一応…カギ渡しとく。」
と、幸喜は、言って、第3音楽室のカギを修斗に渡した。
「あっ。ありがとうございます。」
「俺達2年生軽音楽部は、musicaのファンだから。」
「幸喜先輩…。」
「君は…確かお向かいの第4音楽室の…。確か…。RKSの…。次女だっけ?」
「五女です。」
「あっ。ごめんな。」
「大丈夫です。musicaの曲、良い曲ですよね♪」
と、千秋は、言った。
「おぅ。でもな、RKSの曲も良い曲だぜ?」
「ありがとうございます。」
「全曲、良い曲だから甲乙つけ難いんだけど特に、良い曲だなぁ~と思うのが…。」
「何ですか?」
「『ドキ☆ドキ恋愛授業-ラブレッスン-』かな?あの曲は実に良い曲だなぁ♪」
「最初位の曲ですね。その曲のどこら辺ですか?」
「インサビの所だな。幼馴染みの明日音と聴いてたら、何か共感できるって言ってたからさ♪」
と、幸喜は、言った。
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