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「したよ?でも、よろしくね♪」
と、千夏は、言った。
「うん。分かった。やっとく♪」
と、千秋は、言った。
「あっ。千秋、言うの忘れていたんだけど…。」
「何?」
「昨日、公式サイトに、出演依頼のメールが来ていたんだけど…。」
「どんな番組?」
「ミュージックパンダ(MP)っていう音楽番組だよ?」
「あのMP!?何曜日に収録なの?」
「収録じゃないけど…。土曜日の夕方だって。」
「生放送!?」
「うん。中継だけど。あっ、そうだ。musicaにも出演依頼なんだけど…。」
「俺らにも!?」
「うん。」
「何、歌えばいいの?」
「『ココロ☆ノ☆カケラ』と…。『サクラ★ノ★ハナ』の2曲歌ってほしいってさ。」
「その2曲ね。」
「千秋…。声、良いなぁ。」
「そうなの?」
「うん。」
「比嘉君達は、『χ-word』だよ。」
「て言うか…。なんでRKSの公式サイトに俺らmusicaへの出演依頼が来るんだよ?」
「私達の公式サイトからmusicaの公式サイトへ行けるようにリンク貼ってて…。私達への出演依頼のページに間違えてmusicaの出演依頼のメールも来ててさ。」
「それで知ったわけね…。」
「修斗君…。何歌うのかな♪」
「比嘉君達は…。『x-word』だっけ?」
「『χ-word』。エックスワードって何?キーワードだよ!?」
「ごめん。曲名…間違えて。」
「良いよ?別に怒ってないし。」
「修斗君…。生歌…楽しみ♪」
「何でだよ?」
「いつも私達の前にライブだし…。」
と、千秋は、言った。
「そうだっけ?」
「うん。」
「あっ、そうだ。千秋、サクラは、2曲目だよね?」
「うん。」
「『ドキドキ☆恋愛授業-ラブレッスン-』、歌詞の案考えたのって?」
「私だよ。」
と、千秋は、言った。
「ミュージックパンダってあのナカタっていう人がMCしてるんだぜ?」
「ナカタ!?あの!?」
と、超ミーハーの千秋は、目をキラキラ輝かしながら言った。
「知ってんの?」
「うん。全放送局の音楽番組のMCをしてる人だよ。しかも…タレント。」
「千秋…ナカタに憧れているの?」
「ナカタっていうか…好きなタレントにだよ。」
と、千秋は、言った。
「比嘉君って憧れの人誰なの?」
「俺?『mute』のギターの高良拓斗さんかな。」
「修斗君も?私も一緒だよ♪」
と、千秋は、言った。
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