第1章 前奏(はじめっ!!)

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「ベースの玉城祥也さんとかキーボードの上地龍希さん、メンバー唯一女性のドラムの下地茉莉愛さん♪すごいよな♪」 「そこの二人、教室に入れ~。」 と、担任の先生の声で千秋と修斗は、教室に入った。 -朝のSHR終了後- 「千秋♪千夏♪」 「千春~♪」 と、千秋と千夏は、言って、廊下に立っている千春達のところへ行った。 「MPのスタッフから出演依頼のメール来たっていう時に千秋、部屋に行って何してたの?」 「作詞活動?」 「千冬…。うん。」 と、千秋は、言った。 「千秋…楽しみにしてるよ♪」 「任せて♪」 「だよね~。千秋。」 「あっ。千夏!!いい曲名考えた♪」 「何?」 「『コイゾラ×ト×春夏秋冬』か、『コイゾラ☆ナツノソラ』。」 と、千秋は、言った。 「『コイゾラ×ト×春夏秋冬』ってどんな歌詞にするの?」 「歌って良いの?恥ずかしいけど…。」 「恥ずかしいなら歌わないで良いよ?」 「っていうか、歌詞、完成してないよ。」 「今日…新曲作るよ。『コイゾラ☆ナツノソラ』と、『コイゾラ×ト×春夏秋冬』の曲作るよ。千秋は、歌詞を完成させて♪」 「えっ!?2曲も!?」 「うん。千秋…どっちが完成度高いの?」 「ナツノの方が後、5%。春夏秋冬は…後、6%で完成するよ?」 「すごい完成度じゃん。」 「後、1限目の休み時間で春夏秋冬を完成させて…。」 「私は、曲作らないといけないね…。」 「千秋…。どっちをシングル曲にするの?」 「コイゾラ×ト×春夏秋冬が良いかなと、思ってるんだ。」 「へぇ~。完成させたら見せて♪」 「うん。良いよ。春夏秋冬は、千夏達にも歌うパートがあるからよろしくね♪」 「えっ!?」 「うん。よろしく。」 「1サビと2番のBメロに当たる部分を歌って欲しくてさ♪」 「1サビと2Bメロ?」 「千夏。そうだよ。」 「前、茉莉がさ、バンド初めてすぐテレビって珍しいよ。だってさ。」 「茉莉って…千春と智夏のクラスメートだよ。」 と、知夏が、言った。 「そうなんだ…。ギターとベースが、それぞれ2人ずつっていうのが私達RKSだし。」 と、千秋は、言った。 「あっ、後、茉莉がさ、良いねだって♪」 「千秋の声は、透き通る綺麗な声ですごい良いもんね♪」 と、知夏は、言った。
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