第1章 前奏(はじめっ!!)

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「歌詞すべて英語にした方が良いのかなぁ?」 「そうするの!?そうしたら…アメリカの普通のガールズバンドになっちゃうよ?」 「そうだよねぇ…。」 「ギターとベースが2人ずついることだけで普通じゃないんじゃ…?」 と、千夏は、言った。 「だよね…。」 「智夏…。春夏秋冬で…さぁ…。」 「何?千秋。」 「英語の歌詞があった方が良い?」 「英語の歌詞?」 「うん…。ちょっとだけだけど…。」 と、千秋は、言った。 「どんな英語?」 と、智夏は、言った。 「やっぱり、良いや。めんどくさいから。」 「めんどくさいって…。」 と、千春は、言った。 「めんどくさいっていうか…。考えて無かっただけ。」 と、千秋は、言った。 「作詞するのは千秋だよ?」 と、智夏は、言った。 「んじゃ…。最後らへんの歌詞を英語にしてみようっと♪」 と、千秋は、言った。 「最後らへん?」 「サビの最後だよ?」 「サビ!?」 と、智夏は、言った。 「なんだと思ってたの?」 と、千秋は、言った。 「曲終わりのところかなぁ~っと。」 と、智夏は、言った。 「そんなまさか!終わりは、日本語だよ。」 「だよねぇ~。」 「っていうか、千秋。歌詞、英語にしてないの?」 「知夏、ほとんどの歌詞日本語だから英語にしてないよ?所々を英語にしてみようっと♪」 と、千秋は、言った。 「ちょっ!?えっ!?」 と、知夏は、言った。 「まっ。英語のリストはできているから。それから抜粋すれば…。」 と、千秋は、言った。 「できてたんかいぃ!」 と、千夏は、つっこんだ。 「痛っ。千夏、ヒドイ。」 と、千秋は、言った。 「ゴメンゴメン。つい。」 と、千夏は、言った。 「PuzzleのPieceをかき集めて…。他人が感動できる…。君だけの絵を…。」 「千秋?急にどうしたの?」 「千夏!?な!?何!?」 「心の声ダダ漏れだよ!?」 と、千夏は、言った。 「春夏秋冬の歌詞?」 「うん。サビの所だけど…。」 と、千秋は、言った。 「ダダ漏れ。」 と、千夏は、笑いながら言った。 「いつまで笑ってるのぉ!!!」 と、千秋は、プンスカ怒りながら言った。 「千秋…。落ち着いて。」 と、智夏は、言った。 「イチゴ味の棒付きキャンディあげるから。」 と、千春は、言った。 「分かったよ…。」 と、千秋は、半ば納得出来ない顔をしながら言った。 「はい。イチゴ味♪」 と、千春は、言って、イチゴ味の棒付きキャンディを渡した。
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