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「歌詞すべて英語にした方が良いのかなぁ?」
「そうするの!?そうしたら…アメリカの普通のガールズバンドになっちゃうよ?」
「そうだよねぇ…。」
「ギターとベースが2人ずついることだけで普通じゃないんじゃ…?」
と、千夏は、言った。
「だよね…。」
「智夏…。春夏秋冬で…さぁ…。」
「何?千秋。」
「英語の歌詞があった方が良い?」
「英語の歌詞?」
「うん…。ちょっとだけだけど…。」
と、千秋は、言った。
「どんな英語?」
と、智夏は、言った。
「やっぱり、良いや。めんどくさいから。」
「めんどくさいって…。」
と、千春は、言った。
「めんどくさいっていうか…。考えて無かっただけ。」
と、千秋は、言った。
「作詞するのは千秋だよ?」
と、智夏は、言った。
「んじゃ…。最後らへんの歌詞を英語にしてみようっと♪」
と、千秋は、言った。
「最後らへん?」
「サビの最後だよ?」
「サビ!?」
と、智夏は、言った。
「なんだと思ってたの?」
と、千秋は、言った。
「曲終わりのところかなぁ~っと。」
と、智夏は、言った。
「そんなまさか!終わりは、日本語だよ。」
「だよねぇ~。」
「っていうか、千秋。歌詞、英語にしてないの?」
「知夏、ほとんどの歌詞日本語だから英語にしてないよ?所々を英語にしてみようっと♪」
と、千秋は、言った。
「ちょっ!?えっ!?」
と、知夏は、言った。
「まっ。英語のリストはできているから。それから抜粋すれば…。」
と、千秋は、言った。
「できてたんかいぃ!」
と、千夏は、つっこんだ。
「痛っ。千夏、ヒドイ。」
と、千秋は、言った。
「ゴメンゴメン。つい。」
と、千夏は、言った。
「PuzzleのPieceをかき集めて…。他人が感動できる…。君だけの絵を…。」
「千秋?急にどうしたの?」
「千夏!?な!?何!?」
「心の声ダダ漏れだよ!?」
と、千夏は、言った。
「春夏秋冬の歌詞?」
「うん。サビの所だけど…。」
と、千秋は、言った。
「ダダ漏れ。」
と、千夏は、笑いながら言った。
「いつまで笑ってるのぉ!!!」
と、千秋は、プンスカ怒りながら言った。
「千秋…。落ち着いて。」
と、智夏は、言った。
「イチゴ味の棒付きキャンディあげるから。」
と、千春は、言った。
「分かったよ…。」
と、千秋は、半ば納得出来ない顔をしながら言った。
「はい。イチゴ味♪」
と、千春は、言って、イチゴ味の棒付きキャンディを渡した。
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