第1章 前奏(はじめっ!!)

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「まさか…。修斗君って学校からの回し者!?」 「んなことあると思う?」 「うん。んで、結局どうなの?」 「回し者の訳無いじゃん。」 「そうだよね?信じるよ?」 と、千秋は、言った。 「うん。お願い。」 と、修斗は、言った。 「分かったよ。」 と、千秋は、言った。 「俺らmusicaも新曲作りの最中だし。」 と、修斗は、言った。 「そうなんだ…。」 と、千秋は、言った。 「うん。」 と、修斗は、言った。 「タイトルは?」 と、千夏は、言った。 「Accelにしようかなと…。」 と、修斗は、言った。 「かっこいいタイトルだね。」 と、千秋は、言った。 「そう?でも仮タイトルだよ?」 と、修斗は、言った。 「えっ!?そうなの!?」 と、千秋は、言った。 「うん。仮タイトル。」 と、修斗は、言った。 「そうなんだぁ…。」 と、千秋は、言った。 「でも、千秋達の曲名の方も良いタイトルだよ?」 と、修斗は、言った。 「そう?ありがとう。」 と、千秋は、言った。 「金払っても良いくらい。」 と、修斗は、言った。 「ホントに?」 と、千秋は、言った。 「うん。」 と、修斗は、言った。 「そうなんだぁ…。」 と、千春は、言った。 「2人でデュエットする?」 と、修斗は、言った。 「したいね。」 と、千秋は、言った。 「いつか、やろう。」 と、修斗は、言った。 「うん。」 と、千秋は、言った。 「修&秋だね。」 と、千夏は、言った。 「えっ!?」 と、千秋は、言った。 「名前だよ?」 と、千夏は、言った。 「知ってる!!」 と、千秋は、言った。 「デビュー曲は…。ホトトギスにしよう。」 と、修斗は、言った。 「ホトトギス?」 「ゴメン。間違えた。ウグイスだ。」 「ウグイス?」 「うん。ちなみに恋愛ソングだよ?」 「恋愛ソング?」 「うん。春に出会った二人の恋唄だね。副題はね。」 「副題!?」 「もうひとつの曲名がホトトギスにしよう♪」 と、修斗は、言った。 「鳥シリーズ!?」 と、千秋は、言った。 「鳥シリーズって…。プフフ。」 「ちょっと…。笑わないでよ。」 「ゴメン。でも、良いんじゃない?採用。」 と、修斗は、言って、千秋のオデコにキスをした。 「ひゃんっ!?」 「千秋…。キスしちゃダメだった?」 「う…ん。でも…。」 と、千秋は、一回頷いて言った。 「でも?」 「しちゃったものは取り返しつかないでしょ?」 「千秋…。」 と、修斗は、言って、千秋をムギュ~っと抱き締めた。
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