第1章

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2つ目はユウさんへ。会えて良かった。【ミズタマ】を宜しく。 最後に、お婆ちゃんへ。何度も何度もありがとうございます。と。  解った。伝わるように最大源に努力しよう。 「ありがとう。オプ。」  いや。仕事だから。  今日、ユウちゃんはとても重い現実を知る。 お婆ちゃんが何度も経験してきた重さの、一部にすぎないとしても。 その重みは全く変わらない。 「もう、行きます。」  ああ、又な。 「奇妙なのね。次の私は、風の子になるみたい。」  そうか。  ユウちゃんは物凄く強くなった。 夏休みから、友人の鈴子ちゃんが仔猫を飼ったらしい。  色んな事をアドバイスしているらしい。  最善を尽くす事と、最良の結果は違うかもしれない。 でもな。ヒゲっちはそろそろ泣きグセを直してくれ。オッサン。 俺たちはハードボイルド?とかいうのなんだからさぁ。  やれやれ。肉球触ってもいいからさぁ。帰るぞ。
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