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その優しい笑顔はどことなく崎本さんに似ているかも。
「ご、ごめん」
そんな心配をさせていたなんて知らなかった。
「私、ちょっとそういうの苦手で……」
「そうなんだ」
「ラインがっていうより、どうでもいいことを長々とやり取りするのが苦手なの」
学校で話せばいいじゃん、どうせ明日会えるんだから。なんて思ってしまうのだ。
こんな私は捻くれているのだろうか。
だからだろうか。時代に取り残されたような錯覚が付きまとうのは。
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