第4章「屋上の君の秘密」

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5時間目終了のチャイムが鳴ると、私は急いで教室を出た。 放課後癒ちゃんとスーパーに行くから、今日は屋上に行けないということを帝先輩に伝えておこうと思い、三年の教室に向かっている。 ところで……。 「帝先輩……何組だっけ……」 そういえば何組か聞いてなかった。 「誰かに聞くしかないかぁ」 とりあえず、教室に行かなきゃ。 私は長い廊下をダッシュした。
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