第5章「屋上の君の過去」
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「あ、あたしトイレ行きたい」 不意に美愛が立ち上がった。 「そこの階段上がってすぐの所にあるよ。俺も行こうか?」 「いいよ。ここで待ってて」 美愛がトイレに向かい、俺は紅茶を飲みながら美愛が戻ってくるのを待った。
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