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『言わないだけで、真侑も怪しいと思ってたはずよ。』
「そうよね。真侑、怒ってたもんね。」
棗はカウンターで伏せて寝てる夏帆をちらりと見つめた。
『美帆は自分でやったんだからほっときましょ。バカな女よね。』
「美帆はアッサリおろすとかふざけてる。
私は、頭にきて頬を叩いちゃったわよ。」
『フフン…私ならグーで殴るわ。久しぶりなのに綾華、嫌な役やらせてごめん…。』
「棗……。」
『とりあえず…夏帆のことは私がフォローするから。』
「うん。よろしく…」
『今度…綾華の彼氏、会わせてよね!!』
「ええ。もちろんよ…。じゃあ、おやすみなさい…」
棗のさっぱりさにホッとした。
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