第4章
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「花菜?」 「帰ろう夏帆。」 顔を起こして私を見る夏帆の手をひいて店を出た。 少しヒンヤリした空気… 冷静さを取り戻した夏帆…。 「夏帆……今日は、うちにおいで。」 「うん。パジャマ貸してね…」 「花菜、私たち… なんで双子なんだろう。」 そういって、淋しそうに泣いた。
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