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とても有難い申し出だ。 だけど、誰かの紹介によって仕事をするという事は、その面子を汚さぬよう、不手際のないように気を付けなければならない。 「全然問題ありませんよ。」 秀臣さんはニッコリと笑い、私の不安を解してくれる。 しかし、その後に続けられた言葉は……―――――― 「その代わり、恋人のふりをしてくれませんか?」 「えっ……!? 恋人って……、私が秀臣さんの……!?」
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