第1章

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親の期待に応えようとか努力しようとか考えもしなかった、自由な性格の子供だった 基本私はわがままでかわいげのない子供で周りとのコミュニケーションも下手で 幼稚園が嫌で学校が嫌で でも好かれたくてつなぎ止めたくて 些細な嘘をついて人を引き寄せてきた だけどそれが通るのも小学校低学年までで私はいつの間にか孤立したていた 友達が居ないわけではなかったけど毎日が恐る恐る人の顔色ばかり気にして過ごしていた 私はどんなに頑張っても人気者にはなれない臆病な生き物だった
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