第1話 3日間の友達

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……まじか。いやいやいや、有り得ないわ。ていうか、今なんて言った?名前らしき部分の音が、気持ち悪すぎて聞き取れなかった。 「お前、俺に話しかけてんの?」 アホらしいが、一応聞いてみる。 ヤット ヘンジ クレタ。 ○☆×▽※\〒 ウレシイ。 うわー、うわー、まじかー、うわー。あの野郎、これは一体全体なんなんだ。説明書には、各種機能の説明しか記されていなかった。とりあえず、マイクが付いているようなので、そこに向かって話しかけてみる。 「おま……貴方は誰ですか?」 ワタシ ハ 632-5729 ワクセイ カラ キタ ○☆×▽※\〒 デス。 「あの、名前?らしい所だけものすごく聞きづらいんだけど。」 ワタシ ノ ホシ ノ コトバ。 チキュウジン ニハ キキトレナイ。 「へぇ……。あぁ、これどうやって通信してるかとか、わかりますか?」 アナタ ノ ツウシンキ ガ ダシテイル デンパ ヲ グウゼン キャッチ シマシタ。 ワタシ ウチュウ デ ソウナン シテマス。 ナカマ ガ タスケ ニ クル 3カゴ マデ オハナシ シテクレル? 俺は何やらとんでもない物を買い取ってしまったらしい。だが、これが夢であろうが、妄想であろうが、暇潰しにはもってこいだ。 「あぁ。俺も暇だからな。」
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