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アリガトウ。
アナタ ノ ナマエ ハ?
「俺は星河。」
セイガ?
「そう。俺はなんて呼べばいいかな?」
セイガ ガ ナマエ ツケテ。
ワタシ ノ ナマエ イエナイ デショ?
「えっ。急に言われてもねぇ……。」
俺は、宇宙人がいるであろう夜空を見上げた。
「……あぁ、宇宙。ソラは?」
ソラ?
「うん。変かな?」
キニイッタ。
セイガ、アリガトウ。
「良かった!なぁ、宇宙の事もっと教えてくれよ!」
俺は遠足を控えた小学生のように、なんだかとてもワクワクしながら、ソラと話をした。ソラも、俺に地球の事を聞いてきたので、俺の分かる限りで、地球の事を教えた。
~*~*~*~*~*~
3日後の23時45分。俺はいつものようにソラと話していた。
「なぁ、仲間はもう迎えに来たか?」
0ジ ピッタリ ニ ウチュウセン ニ ツク。
「そっか。でも、ソラの仲間なら、俺友達になれるかな?」
……セイガ キイテ。
いつにも増して真剣な声だった。なんとなく、嫌な感じがした。
ソラ ハ チキュウ ノ チョウサ ニ キタ。
シンリャク チガウ。
ユウコウカンケイ ムスビタカッタ。
デモ、フネ コワレテ チャクリク デキナカッタ。
ワタシタチ ノ ソンザイ バレテハ イケナイ。
コレカラ セイガ ノ ソラ トノ キオク ケス。
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