ORanGe
6/54
読書設定
目次
前へ
/
54ページ
次へ
彼の待つ行き着けたありふれてるファーストフード店で初めて彼とキスをした。 彼と帰る雨の降る夜に相合い傘さして寂れた路地裏で彼と深いキスを2度した。 彼が訪れたわたしの待つ甘ったるい臭いが充満する家で初めて彼と体を重ねた。 彼を照らすオレンジ色の街頭と闇夜のなかで彼はじゃあとだけ言い踵を返した。 彼は今なにを思い何を考えてるのかわたしには到底解る日はこないのだろうか。
/
54ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!