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本日は晴天。
家族みんなで古仁屋に向かう。
意外と発展してるなぁーと思ったが、ちょっと名瀬市を離れると山ばっかりが広がっていた。まるでジャングルのようだ。
「ほら拓也。左側を見て見ろ。ここがマングローブ地帯だぞ」
「わぁー凄い。」
森が海の中まで広がっている広大な光景が目に入った。
「今度カヌー乗ろうな。」
「うん。」
無邪気にはしゃぐ弟。
「道がだいぶ整備されたわねぇ」
「おう。今、奄美大島は何か世界遺産登録するんだって色々とはりきってんだ。だから島に来る人の為、道も整備されたし、あっちこっちにトイレも立てられたぞ」
「世界遺産登録かぁ」
「そうだ鈴ちゃん。鈴ちゃんも世界遺産登録されるように協力しろよ」
「・・・・うん!!」
「おし、いい返事だ。さすがすずちゃん」
・・・世界遺産登録された島。世界遺産奄美大島。その島を支配する私こと、インザガレット幹部。エルヴィ。
うふふ。悪くない。
「おかぁさんまた姉ちゃんが・・」
「いつもの事よ。ほっときなさい。」
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