371人が本棚に入れています
本棚に追加
/141ページ
「いち…口を開けて」
「あ…ン…ふぅ…」
薄く開いた唇を割って
唯ちゃんの熱い舌が入り込んで来る
「いちる…こっちも忘れないで」
唯ちゃんの舌が出て行くとすぐに愛ちゃんの舌が入って来る
「んっ…あン……」
キングサイズのベッドの真ん中で
僕は唯ちゃんと愛ちゃんという親戚の双子のお兄ちゃん達に
かわるがわるキスをされていた
「はっ…あ…苦しいよぅ…」
キスの経験なんて全く無い僕は
息の仕方がわからなくて
上からのぞき込んでいる唯ちゃんと愛ちゃんを
涙ぐんだ目で見上げた
「いちるはキスしたこと無いんだね」
愛ちゃんが僕の頭を撫でながら言うから
こくんとうなずいて目をごしごし擦った
.
最初のコメントを投稿しよう!