~そして1週間後~

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「だって…」 「お互いの裸なんかもう数えきれないほど見てるだろ?」 「そ、そうだけどさ。 一応その…、礼節とか、礼儀とか、…何とか……」 最後はなぜかごにょごにょと誤魔化す形になった。 「ひ、久しぶりだから、何か、ちょっと、恥ずかしいもん……」 確かに全部見てるし、見られてるわけだけど。 なんかこう、それとはちょっと違う恥ずかしさがあるんだよね、お風呂って。 明るいし、全裸だし…。 「ま、女はいくつになっても多少の恥じらいがある方が、可愛いのは事実だけどね?」 言いながら、圭介はあたしの頭のてっぺんにキスを落とした。 「俺がいない間の一週間、いい子にしてた?」 それから、彼の両方の腕があたしの胸の上で交差し、ぎゅっとして。
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