~そして1週間後~

5/26
前へ
/26ページ
次へ
「七海はお色気むんむんの熟女美女ってことにしてあげるよ」 「結構です“熟女”って所が何だか微妙に馬鹿にされているような気がする」    ぷくっと頬を膨らまして前を向くと、 「でも、ほら…以前と比べると熟女じゃん」 ボディタオルをぺらっとめくられそうになり、慌ててその手を止める。 「ちょ、やめてよ」 「これとってよ、生で七海の柔らかい部分に触れたいから」 「やだっ」 「いいじゃん、」 ボディタオルをぐいぐいとひっぱる圭介に対抗し、頑なに拒否。 「だめ~!」 2、3の押し問答の後、仕方なく圭介が引いた。 「ケチ。減るもんじゃあるまいし」 「……」 だって、触らせたらエスカレートするのは目に見えてるじゃん。  ……いろいろ。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1238人が本棚に入れています
本棚に追加