記憶

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翌朝。 [ジリジリジリ!!] いつものように目覚ましで起床。 「眠たい…」 昨夜はあまり眠れなかったせいか、非常に眠い…。 眠い目を擦りながら、階段を降りて行く。 [ズドドド~ン!!] 「痛ってぇぇ!!!」 (お約束の、寝ぼけ眼で階段から落ちる。と言う事件が発生(笑)) (冗談言ってる場合じゃなくホントに痛いんですけどね。) 取り敢えず、足やら手やらが赤いですが、血が出てるわけでも無く体も動くのでそのまま出勤です。 (しかし、さくらは何処へ行ったのだろう?) 何も言わずに出て行ったから心配である。 (このまま帰ってこなかったら…) と考えてしまうのも事実である。 (あれこれ考えても仕方ない。後2日、取り敢えず待とう。) 不安を振り払うように自らにそう言い聞かせて家を出る。
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