第十六章 信とほたる

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(一度悠斗達と合流したいところだけど……) 信が悩む。 (下手に歩きまわってあの化け物にまた出くわす事を考えるとな) ため息。 (運が良ければまた出会えるかもしれない、程度に考えておく事にしよう。人の心配をしてる余裕があるわけでもないしな) ほたるの体温を感じる。 (まずは、朝だ。二人で朝を迎えるんだ。生きてこの夜を乗り越えるんだ)
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