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『咲良 響』 彼の右胸に付けられている名札を見て かなりの驚きとショックを受けたのは 言うまでもナイ 響……? ひびき? いや、それよりもまず、 ‘オッサン’とは、何事だ 歩みを緩める事なく近付き 華を庇うように立つその小さな身体から伸びた手に 握られた強さに、また、驚愕した そして、その彼の顔に人生で一番、驚いた
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