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□世界観と大筋
随時更新予定です。
■わかるようでさっぱりわからない世界観
かつてその世界では、人間と、魔物や精霊などの人ならざるものたちが争っていた。
互いに疲弊しきった頃、戦いの中で闇に染まったモノたちが世界を覆いはじめ、人間と人ならざるものたちはある契約を結ぶ。
それは、力を分け合って共に立ち向かうこと。
愛する世界を守るため、人間は知性と魔力を、人ならざるものたちは生まれ持った特殊な能力を、互いに寄せ合い戦った。中には、人ならざるものと混ざりあい、その力を得た者もいるという。
そうして闇に属したモノから世界を守った人間と人ならざるものたちは、共生の道を歩み始めた。
人ならざるものと混ざりあった人間達の子孫は、継承者と呼ばれ、混ざり得た能力を受け継いでいった。
そんな時代から早1000年ほど、今では人間と魔物、精霊が共生している世界の、継承者が総人口の1/3を占める時代。
共生の道を歩んではいるが、それでも闇に染まりやすいモノが闇に堕ち、人を襲うことはままある時代。
生まれ持つ魔力によって能力に偏りはあるが、継承者は重宝されていた。
※御伽話になるほど大昔のことなので、継承者については実のところ解明されていないことが多い。というのも、多くは血縁で受け継がれるはずが、時折、血縁でも能力を持たない人間や、血縁に関係なく継承者としての能力を持って生まれる人間がいるためである。
継承者の能力の仕組みは未だ研究者にとって未知の領域が多く、解明への道のりは長い。
■どんな話?
闇に属するモノ達に対抗し、国を守り導いていくものを育てる学校、『導師養成学校』に通うスイは、盲目の少女シキと共に学生生活を過ごしていた。
ある校外での実習中、シキを狙う男が現れる。その男はシキ自身も知らないシキの能力を狙っているようで……?
月に魅せられた男が起こす、日常の崩壊と悲劇に、スイ達は立ち向かう。そうして明かされる自分という存在の真実とは。
そんな話にしたいと思っている(願望)
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