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アレックスの所属は4年3組。
風希の所属は4年4組。
3組も4組も、今日の昼休みはドッヂボールをそれぞれのクラスで行っていた。
4組のドッヂボールは風希の活躍により風希側のチームが勝ったのだが、4組の女の子たちは途中から外野になるや否や、ドッヂボールには上の空で3組のドッヂボールを眺めるという状況になっていた。
・・・もしくは、まだ内野にいる女子さえもそうなっていたりいなかったり。
「全く女子ってバッカだよな?。」
優真は後頭部で腕を組みながら、そう言った。
「あん?女子がなんだって?」
「痛っ!」
すると、俺たちに追いついた響子が優真の頭をペシッとチョップした。
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