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「いえいえ、私たちこそ誘って頂いてありがとうございます。いつもアレックス君とエイドリアンさんには風希と遊んでもらって助かってるんですよ。家の中でも、遊んでもらって楽しい楽しい、ってずっと言ってるんです。」
「あら、それなら嬉しい限りです。」
祥子がそう言うと同時に、車の荷台からバーベキューセットを下ろしたエイドリアンが敦の隣にやってくる。
「ハッハ、おかまいなく!ですよ、敦!!」
そう言って、エイドリアンは少年たちの方へ、ドシドシと巨体を揺らしながら駆けて行った。
祥子はそれの様子を微笑ましく眺めている。
「ふふっ、もうあの人ったら。でも、そういうことです。」
そう言って、祥子はビニールシートを木陰に敷きに行った。
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