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ガウルは精霊が話しを無視して精霊の姿を観察した。金髪で白い鳥の翼を生やしていてやさしそうな男の姿だった。
「おい、聞いているのか?私のことをライードと呼んでくれ。」
「うん。わかったよ。」
ガウルはグレゴリアの額に填まっている水晶が光りだしたのに気が付いた。ライードは、まだ話しを続けていた。
「おい、ライードあの死体についている水晶が輝いているぞ。」
「ん?行き成り呼び捨てか。で、なんだって?」
ライードがちょうど死体の方に近寄った瞬間、水晶から赤色の筋肉隆々の体をしている男の精霊が現れた。
「オイッ!ライード気が付くのが遅いじゃないか!」
「すまん。火の精霊の『ファイアー・ブラベリー』、私は、彼のことをファイラと呼んでいる。」
ファイラは、じろじろとガウルを見て言った。
「この青年がジャクを目覚めさせる希望なのか?すごく頼り無さそうだな。」
「ごめんなさい。」
ガウルはなんとなく謝ってしまった。ファイラは続けて言った。
「早くジャクを目覚めさせに行くぞ。」
「そうだな。ガウル、行くか。」
ガウルはある事に気付いた。
「ジャクて、誰なの?」
二人は、驚いていった。
「お前もしかして、ジャクを知らないのか?」
「まあいい、いずれ教えるから、早く次へ行こう。」
「わかった、行くよ。その代わり、ジャクの物語とか聞かしてよ。」
ガウル達は村の生き残りに『これから自分は旅へ行く。』と言い食料と馬を借りて村を出ようとすると
。
村長が、ガウルに腕輪を渡した。
ガウルは、礼を良い村を出た。
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